湯の峰温泉のあづまやに泊まって、世界遺産のつぼ湯に入りました

昨日は瀞峡の瀞峡探勝プランに行きまして、宿は湯の峰温泉のあづまやさんに泊まりました。
http://higashiurawork.net/dorokyo/

こちらのお宿は源泉掛け流しの内風呂や蒸し風呂があります。
湯の峰温泉の源泉の湯温は90度以上！ありますので、そのままでは熱すぎて入ることはできません。公衆浴場などでは客が自分で水を入れてぬるくしてから入ります。
しかし、あづまやでは自然に冷まして適温になった状態の”さましゆ”がありますのでまさに源泉を味わうことができました。
湯の花で白く濁っていて、温泉の効き目がたっぷりという感じで気持ちよかったです。

そして蒸し風呂がすごかったです！
いわゆるサウナなのですが、温泉の蒸気のサウナなのです。
湯の峰温泉は硫黄臭のある泉質ですので、その蒸気を貯めたサウナというのはさながらガス室のようです。扉を開けた途端に強烈な硫黄臭が溢れ出します。ガス警報器があったら反応するんじゃないかな、と思うほどです。
あまりの強烈さに私は数分間でギブアップしてしまいましたが、あの蒸気を吸い込んでいたら体の中からも温泉の効能があるのかもしれませんね。

料理もとても美味しかったです。
ごはんは温泉で炊いた温泉ごはんなのです。ちょっと黄色くなっていますが、風味がとても良かったです。
鮎の塩焼きや熊野牛の温泉しゃぶしゃぶなどどれも美味しかったです。しゃぶしゃぶのお湯も温泉なんですよね。熊野牛が柔らかくて本当に美味しかったです。
内側からも温泉を味わえました。

温泉とご飯を堪能したら急速に眠たくなって、そのまま布団で朝まで寝てしまいました。湯の峰温泉の源泉かけ流しは強烈だったようです。眠る前は体中がだるく感じてましたが、朝起きたら気分爽快でした。

早朝からつぼ湯に行きました。
つぼ湯は朝6時から開いています。1番風呂を狙って6時前に行ってみたのですが、先客がいたので2番目でした。
受付のおじさんの話では、1番風呂は湯温が80度ぐらいあるそうで、水で相当薄めないと入れないそうです。そう言われると2番目でも良かったかなと思いました。

30分交代なので少し待って2番めに入りました。
つぼ湯は本当に小さな湯船で、岩をくり抜いて作ってあります。
二人入ったらいっぱいですね。

お風呂に浸かる際には段差が大きいのでしゃがんでゆっくり入ったほうが安全ですね。
2番風呂で前の人が水で薄めていたはずなのですが、すごい熱かったです。温泉がどこかから湧いていて、ですぐに熱くなってしまうようですね。
水を足しつつ、かき混ぜ棒で撹拌して入りました。
日本最古の温泉ということで、大昔からたくさんの人がここに入ったんだなあと思うと感慨深いですね。

朝風呂の後は、あづまやで朝ごはんです。

湯豆腐はこれまた温泉です。
付け合せの味噌が絶品でした。これだけでご飯何杯でも食べられそうですね。
食後の締めに出して頂いたコーヒーも温泉コーヒーでした。全然温泉の匂いはしなくて、コーヒーの良い香りでした。
温泉三昧を堪能した湯の峰温泉でした。